作詞の世界に飛び込んで早一か月。
多い時には一曲に10近い詞を書いたりもしましたが・・・すべて没となり、日の目を見ることはありませんでした。
飛び込む前にあった、何の根拠も無い自信も、なんとかなるだろうという楽観的な気持ちも、さすがに一か月返却され続ければ死に体です(笑)。コンペに提出する以前の没ですから、作品を作り上げたという自己満足の達成感すら無く、心が折れそうになった瞬間も多々ありました。
そんな中、大友さんからの助言で、改めて自分が好きだと思う作詞家やアーティストの楽曲をじっくり聴いてみています。作詞の参考にしたいと思った最近の楽曲から、小学生の頃に大好きで聴いていた懐かしい曲まで、さまざま・・・。主に、詞に着目しながら聴いているのですが、『何故自分はこの曲を良いと思うのか?』などと考えながら聴くと、だんだん楽しくなってきます。新しい視点で曲を見るという感覚が、新鮮だったりもします。
あくまで、自分を見つめ直す作業の一環でしかありませんが、いつか自分もこんな風に、誰かの心に残るような作品を作りたい。そう感じるうちは、死に体でも頑張る余地があると思うのです。何と言っても自分が好きでやっている『曲作り』なので、モチベーションの上げ下げという話自体がナンセンスではありますが・・・、まずは自分の好きな曲を聴いたり書いたりすることを楽しんで、死に体を脱却するところから始めようと思います。