グローブ・エンターブレインズで初コンペ
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制作感想
作曲
初採用までのお話
今回、やっと初採用をいただけたので、これまでの経緯について書きたいと思います。 私が初めて作曲をしたのは6歳の頃でしたが、プロの作曲家を志したのはほんの1年半前の20歳の時でした。ずっと趣味で作曲をしていて、漠然と「楽曲提供してみたいな〜」と思ったのがきっかけでした。どのようにしたら作曲家になれるのかも全然知らなかったので、まずネットで「作曲家になるには」で検索してみました。すると、メジャーアーティストの曲はコンペで決めていることが多く、コンペに参加するには作家事務所に所属するのがベターだと書いてあったので、事務所を検索することにしました。 そして、1番最初に見つけたのがグローブ・...
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制作感想
作曲
やっと、、!
今回参加させていただいた案件は、女性声優グループのc/w曲でした。内容的に敷居が高いのではと思ったのですが、これまで合唱曲風のコンペに参加したこともあるので、もしかしたら合っているかもしれないとおすすめしていただき参加することに。 まずは参考曲として、色々な楽曲を聴きました。小さい頃からクラシック音楽には馴染みがあったり、舞台系にハマっていた時期があったということもあり、意外とすぐにイメージが湧きました。3日間かけてワンハーフサイズにしてメロチェックに提出。初めてのジャンルだったのでドキドキしていましたが、良い感じと言ってくださり安心しました。 提出日まで4日あったので、残りの日数...
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作曲
AサビからZサビまで?
先日、アイドルグループの「自己紹介ソング」の発注で、思いの外制作が楽しかったので、もっと作ってみたいと悶々としていた時の発注だったのと、やはりニッチな内容で採用の可能性も高かろうと思い制作に取り掛かりました。最近は、ベーシックな歌モノのメロ、詞を書くのとはまた違った脳を使うことに気が付いてきました。 通常、(当然工夫が必要だということは大前提として)サビの部分がその曲の最も聴きどころであり、A,Bはサビへの高揚感を高める意図であることが多いと思うのですが、この「紹介ソング」の場合は、A、B、サビという概念より 「Aさんパート」「Bさんパート」「サビ」「Cさんパート」……のように、あくま...
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作曲
コライトチャレンジ(Rap編)
僕は昔はバンドマンだったので、曲作りの際はメンバーでスタジオに入って何時間もあーだこーだ言いながら、皆でパーツを組み合わせて1曲1曲膨大な時間をかけて仕上げていました。メリットとしては、自分では思いつかないようなアイデアが出るので楽曲の視野が広がりますが、デメリットは、アイデアがぶつかりすぎてまとまらないことです。 プロの作家になってからは、基本的には作詞・作曲・編曲と3つの役割に別れるわけですが、作曲をする立場から言うと、僕個人的に一番困るのが「ラップ」のニュアンスです。仮歌を録る場合、歌い方の違いはあれど、メロディはシンセメロの音符に沿って歌いますが、ラップははっきりとした音情報がな...
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作曲
グローブ・エンターブレインズで初コンペ
僕は、作家として15年以上経験があったのですが、今後についてあまり光が見えていない状態でした。2019年9月の末にたくさんHPの閲覧をしていた作家事務所の中から、どこなら自分の能力を100%出せるのかを慎重に考えていました。正直なところキープ曲も数曲ありましたし、作曲・アレンジ共に自分なりの自信は持っていたので、どこに送っても即ダメみたいな事にはならないと思っていたのです。 その中で目に付いたのが、グローブ・エンターブレインズでした。音楽関係の友人の誰に聞いても「聞いたことがない」と言う答えが返ってくる事務所ではありましたが、2つ気になったことがありました。 1つは、コンペに勝つた...
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作曲
立て込んでいる時は得意技で攻める
夏過ぎくらいから、先方様より似た様な参考曲を何度か指定されたり、自分で参考曲集めをしている時に雰囲気の似ている事が多かったので、「どうしても前回、前々回書いた曲に似てしまう」という事態に陥っていました。 また、スケジュールが立て込んでいるときは、楽曲を煮詰めていったり、新しい要素や研究成果を反映する事もなかなか難しく、結果中途半端な楽曲になってしまったり提出すらままならなくなってしまう事があります。そうなれば先方様はじめ、スケジュール確保して頂いていた作詞家さんや仮歌さんに迷惑をかけることになり信頼を失い・・・の悪循環になってしまいますよね。 そうなってしまわないように、自分の「得...
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作曲
好きな分野は得意分野
今回は大手所属ながら地方に活動拠点を置く男性グループの発注でした。 まず普段から男性グループを見据えたストックは多いので、そこから発注タイプに沿う曲をチョイスしましたが、結局大幅にリメイクしました。ピントは合わせやすく、スムーズに作業は進められました。 提出後、あまり集まらなかったタイプの曲の再発注があり、締め切りもやや短いながらも書き下ろしをすることにして、急いで作業に取り掛かりました。今回の参考曲になっている曲はコミカルソングで、この曲は元々好きでよく聴いていたのですが、いかんせんそのまま似た曲を書いてしまうと良くないので、自分なりに近しい曲や混ぜたら面白そうな要素がある曲をプレイ...
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作曲
ストーリーを組み立てろ!
私は、今回一曲を作り上げるまでに、何度も同じ過ちを繰り返してしまいました。 最初に指摘されたのは、サビの後半がすっきり終わりすぎると言われたのですが、後半のメロとフレーズを少し変えただけで、直したつもりになり提出してしいました。そこで言われたのが、サビも「ストーリーを組み立てて考えろ」とのことでした。私は、言われたことをただそのままやっているだけの状態で作業していた為、合格が出るはずもなく、結局は直接小節数を伸ばせと言われるまで気づけませんでした。 ここで分かったのは、自分が今まで個人的にやってきた作曲とは、まるでレベルが違うのだということです。「ただやればいい」「出来るから良い」とい...
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作曲
作曲の大変さを思い知る
今回参加させていただいたコンペは、女性シンガーのカップリング曲でした。これが初めてのコンペ参加になります。まず参加して感じたことは、私自身の圧倒的経験値の足りなさ。依頼書のリファレンス曲(=参考曲)を聴いて、この曲に寄せて作ればいいのだなと思い、まず1曲目を作ったのですがダメでした。そもそもリファレンス曲が良くないと指摘され、依頼書に書いてある内容を真に受けてただ制作するだけでは、まるで意味がないことを学びました。 その後、すぐに次の曲を作ったのですが、これもダメでした。自分の中では自信があったのですが、全然ダメだと言われて落ち込みました。ただ、これは自分の"好きな曲"という形だけで作っ...
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作曲
夢と現実の狭間で
今回参加させていただいた案件は、「ファンと一緒に歌える楽曲」とのことでした。今思えば、絶対に何が何でもコレを書きたい!その気持ちだけでから回りしてしまったように思います。 遡ること…6歳の時に作曲らしきことを始めました。その後自分が歌うためだけに作詞作曲演奏するスタイルで活動もしましたが、この春頃から職業作曲家に興味を持ちました。無謀とも気付かないままに。がしかし、扉が開いた瞬間、私にとって只事ではないレベルなのは充分に理解できました。そしてド新人の私の目の前に、たまたま現れた夢のような案件。5日間もがいて夢見て、儚く散っていきました。今まで努力した分以上には実らない現実を思い知った瞬間...
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作曲
人に合わせることの難しさ
事務所から情報を頂いて、他者のニーズに即した曲を制作するということに初めて取り組んだ。ほぼ完成品レベルの曲を仮歌含めて1週間で作るというのは正直かなり過酷で、睡眠時間を削りまくって制作を進めた。その中でも、初稿を送った際に、「シンコペが多すぎる」という指摘を受けたことはすごく学べた部分が大きかったように思う。それが良いのか悪いのかはよくわからないが、楽曲コンペだと一般の人の覚えやすさ、歌い手の歌いやすさのためにも、狭い音域でわかりやすいメロディを作ることが求められるのだと感じたのは大きな収穫であった。 しかし、もっとも苦労したのは「良い曲を作ること」以上に、事務所側との感覚のすり合わせの...
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作曲
作曲中の問題とこれからの反省点
女性新人アーティストへのコンペ参加しましたので、感想を書きたいと思います。 提供アーティストは、10代の歌の上手で声が綺麗系のタイプ、アーティストのイメージ的には、思春期特有の闇感のあるアーティストでした。レコード会社の希望の楽曲は、洋楽テイストのパワー系のメロディを押した楽曲。 今回のコンペは、自分としてはレコード会社希望の洋楽のパワー感とアーティストが持つ綺麗系の声とのバランスを曲中でいかにとるのかが肝になる内容・・・というのが、コンペシートを見たときの第一印象でした。そしてこの印象は見事に的中しました。1回目のメロチェックでは、かなりパワー系のメロディで提出しましたが、やはりアー...
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ノウハウ
音域は絶対条件ではないけど・・・
今回は、普段メロチェックしていて、新人作家とのやりとりを書こうと思います。依頼書で音域が書いてある時に、声優さんや新人歌手、フォーメーションが複雑なアイドルには、音域厳守が優先順位で高めと言えます。ただ中堅のアーティストなどには、敢えて歌いやすいファルセットを提案したり、半音オーバーしてもメロを優先させるかどうかは、直近の作品や様々な状況を鑑みた上で提案しても良いと考えてます。逆に年配の歌手だと、音域に少し余裕を持たせて提案した方が良いと思ってます。更にシングルだと、ライブで後半連続して歌う可能性があるので躊躇しますが、アルバムやc/wだと検討の余地もあると思ってます。従って音域が記述していて...
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制作感想
作曲
リサーチ不足は命取り
今回の記事は、経済規模の大きいアイドルグループへのコンペに新人作家がチャレンジしてやってしまった事を書き残したいと思います。状況としては、憧れのプロの現場に意気揚々と参加して相手の能力の高さも調べないで1ラウンドTKOをもらった感じです。提供アーティストへの知識は名前は知っているが、表題曲位しか軽く知っていない程度。リファレンス曲は、今まで一度も作ったことがないビックバンド感のあるロカビリーポップス。そして、そこにきて自身の完全なリサーチ不足での挑戦。今思えば標高7000m級の山にTシャツとサンダルで挑戦、当然の様に失敗して救助ヘリを呼ぶヤバイ奴です。 当然のことながら、やはり戦う前には...
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制作感想
作詞
未知の領域
ビジュアル系歌詞、完全無知なジャンルだった。 最近はもう、「ストライクゾーンが全く分からない」ということはあまり無かったのだが、今回は完全に迷走した。 リファレンスに頂いていたバンドを筆頭に、V系と言われるジャンルの歌詞を片っ端から見ていったのだが、個人的な「好き嫌い」ではなく、単純に「分からない」というのが最初の正直な感想だった。何というか、抽象的な世界観のイメージ歌詞がめちゃめちゃ多く、展開も殆どないので何について歌っているのかが全く分からない。聴きながら何となく考えたのは、「現実感がないほうがいいのかもしれない」ということだった。彼らは「日常の人」ではなく、メイクをしてステージに上が...
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制作感想
作詞
捉えきれないままでの戦い
ビジュアル系歌詞、完全無知なジャンルだった。 最近はもう、「ストライクゾーンが全く分からない」ということはあまり無かったのだが、今回は完全に迷走した。リファレンスに頂いていたバンドを筆頭に、V系と言われるジャンルの歌詞を片っ端から見ていったのだが、個人的な「好き嫌い」ではなく、単純に「分からない」というのが最初の正直な感想だった。何というか、抽象的な世界観のイメージ歌詞がめちゃめちゃ多く、展開も殆どないので何について歌っているのかが全く分からない。聴きながら何となく考えたのは、「現実感がないほうがいいのかもしれない」ということだった。彼らは「日常の人」ではなく、メイクをしてステージに上がる、...
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