グローブ・エンターブレインズで初コンペ
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ノウハウ
満足度を聞くのは・・・
先程、アレンジャーの方に「どの程度の満足度ですか?」と聞いた所、「毎回こんなものを出してきてどの程度出来たものを送ってきたんだよ、と面接されている気持ちでした」と返答がありましたので、その方には真意を補足説明しました。 満足度を聞く理由は、頑張って提出したことに満足してしまうと音楽的な自己評価が曖昧になりやすいから、「どの程度の作業が残っているのかを確認」するのが目的になります。提出した作家が「自分には甘くなる」のは仕方ないですが、満足度の答え方でその方のメンタリティが分かるので、詰めが甘いと感じた時に大抵質問してます。厳しいと感じるかも知れませんが、作家と事務所は運命共同体なので、作家...
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制作感想
インスト
楽器で弾くメロは「味」が大事
歌モノの楽曲を、インストBGM(今回はギター)に編曲した時のお話です。 元々インスト演奏を前提とした楽曲の場合、旋律自体が楽器向けに作られているので、しっかり楽曲や譜面を再現することが大事なのですが、今回のように元々歌用のメロディを楽器で再現する場合、苦労する部分がこの「味」付けの部分です。 歌メロは基本的に、歌に合った歌いやすいようなメロ割になっているので、それを楽器で淡々と弾くと、どうもスーパーの特売所のJ-popのインストBGM(それはそれで好きですが)のようなサウンドになりがちです。 なぜそうなるか考えた事があったのですが、そもそも「声」というのはどんな楽器よりも、最も「味」...
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制作感想
編曲
作詞
作曲
即対応できるようにする
何度目かになる舞台用の一部劇伴を一任いただき、制作が始まりました。 今回とても嬉しかったのが、メイン曲の参考曲イメージが、以前自分が作った楽曲だった事です。大物作家さんになるとこれが逆にプレッシャーになると聞きますが、自分にはまだその経験がなかったのでとても力になりました。あと、またしても得意分野で攻められるのでラッキーでした。笑 舞台歌唱用の楽曲となると、色々なキャストさんや男女の歌い分けなど、音域の設定を注意しつつキャッチーな曲に仕上げるのが毎度の課題になり大変なのですが、それよりも、舞台のストーリーを彩るために多種多様なジャンルの曲を作れる、という嬉しさの方が勝り、元々自分がいろ...
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