先日から、グローブ・エンターブレインズにて作家活動トライアルを始めました。これが初挑戦の案件です。
今まで、それなりの作家活動経験はありますが、指名仕事ではないコンペ案件では、アルバム曲やカップリング曲しか実績がありません。これを打破するには、メロディの強さ、説得力が必要なのではないかと思っています。
今回の案件は、アルバム曲とありますが、その中のリード曲です。ふさわしい説得力を持った曲を提案できなければ!・・・と臨んだメロチェック、案の定メロの弱さを指摘されます。弾けた感じ、突き抜けた感じがもっとほしい、モチーフの強さが欲しい、と。
正直、このメロチェックは喜びと希望を感じました。理由込みの反応がもらえることと、リベンジが可能であることが理由です。というのも、今までは提出→事務所でチェック→今回はダメ、或いはオッケーというレスポンスがあるのみで、理由も何も伝えられず、且つダメならその時点で終わりだったのです。そんな活動がずっと続くと、ダメでしたって返ってきても、余り感情が動かなくなります。提出になりました、その後○○の案件決まりました、という報せが来ても、何だっけそれ?みたいなリアクションになってしまいます。思い入れがない制作活動は心を蝕みます。
そんな中で始まったリテイクのキャッチボール・・・この後、最終的に提出に漕ぎ着けて・・・だったら美しいのですが、結末を先に書きますと、返却となりました。メロの弱さを克服できないまま、時間切れ。
別案はいくらでも出てくる状況でしたが、自身でも全く手応えの無い感じで、いいんだか悪いんだか分からない状態に陥っていました。そんな状況を、的確に言い当てられてしまいました。「同じ引き出しを開けている印象」と。
いつか表題曲が獲れるようなメロディを作れるようになる事を夢見て、鍛錬を重ね、当たって砕けろの精神で、どんどん参画していきます!