今回はゲーム内の女性アイドルグループの楽曲を制作アプローチさせていただきました。
当初、制作が決定してから締め切りまではある程度の期間がありましたので、内心では早めに終えて、前倒しで次にいこう、と思っていたのですが、思い通りにいかず結局ギリギリとなる始末。反省。。修行が足りません。SHOWROOM社長の前田さんではないですが、今この瞬間にもバットを振っている人がいるかと思うと、常に成長できるようロスのない作曲環境、ひいては生活環境作りをしていかねば、と感じます。
ちょっと、というか、かなりレベルは違いますが。。いいんです、心がけは誰でもできますし、成長もできます。
制作ですが、過去の楽曲の方向性をある程度踏襲してほしい、とのコメントあり。アイドルグループの曲ではありますが、既存曲を調べていくと、ややバンドサウンド、アニソン感がある印象でした。ドラムは生ドラム系、ベースはシンセベースではなく、いわゆるベース。ギターもあり。その上にピアノ、ストリングスなど。私は元々バンドをしていましたので、そこまで抵抗はなく、どちらかというと馴染みのある印象でした。
制作は早いかな、、と思っていました。
しかしながら、進まない、進まない、･･･メロが進まない。。
厳密には、メロは出てはくるんですが、耳に残るメロ、「あ、これめっちゃいい！」と思えるメロがなかなか作れず苦戦しました。こうなると段々何が良いのかよく分からなくなる状況になります。でも、これの繰り返しな気もします。こういう時、その時のデータをそのままにしないほうがいいと思います。とにかくその時浮かんだメロ、コードをDAWに打ち込みます。そして、少し時間を空けたり、お風呂に入ったり、または次の日に聴き直したりするのが私の中では治療法となっています。すると前には気づかなかった良い部分、悪い部分に気づき、少し客観的に捉えられるようになります。詰め込むだけ詰め込んで、後は不要な部分の排除、徹底的な引き算に入ります。残った部分がきっとその時自分が出せる、良い部分なんだと思います。それをブラッシュアップさせていく、そんなやり方も一つかな、と思います。勝負できる、勝てるメロが作りたいです。
進まないと感じる中、しんどかったですが、自分の中では色々なチャレンジができました。次回はさらに良い曲を作っていきたいと思います。
