これまでのコライト感想集
https://music-comments.com/impression/composition/3811/
https://music-comments.com/impression/3752/
https://music-comments.com/impression/2722/
https://music-comments.com/impression/2465/
コライトについてはこれまでもメリットデメリットを述べてきましたが、ご時世的にも、あまり人と密になって作業するのも避けたほうが良いので、今回はリモートで作業を進めることにしました。基本はメッセージでやりとりして、詰め作業や歌どりの際は電話やビデオ通話で作業を進めました。その良かった点、悪かった点を書きます。
■良かった点
・ある程度自分の都合の良い時間で作業が進められる
・外出しなくていい
・その場での意見ではなく、少し煮詰めたり考えてから作業に取りかかれる
■悪かった点
・コライトする相方のペースに作業を合わせないといけない。
・結果的に二度手間、三度手間になることがあった。
・歌どりの際など、自分がDAWを操作している訳ではないので、細かいディレクションがやりづらかった。
・休憩や打ち上げの談笑がないので少し寂しい。笑
パッと思いつく事をいくつか並べてみましたが、正直悪かった点のほうが多かったです。
どうしても自分の気分が乗ってるときに相方もそういう訳ではなく、また自分や相手が修正などの作業中も電話を繋ぎっぱなしにしてるのも時間の無駄に感じてしまったりと、1つ1つのやりとりに時間がかかってしまうので、作曲自体はかなり早く始めていたのに、提出も締め切りギリギリになってしまいました。
直接会って作業している場合は、その日その場所で全員が集中して作業する分、疲れますが、結果的に早く進むしさっさと荷物をおろせるという意味でも僕はそのほうが精神的にやりやすいと思いました。
しっかりと意見を出し合ってコライトすることに関しては、今回は恩恵を受けられなかったように思います。
もう少し通信環境が良くなり、遠隔でも相手側のDAWを遅延なく操作できるようになったりするともう少し変わってくるかもですが、もうそれだったら直接集まってやるわ。。って感じです。ただ、完成した音源は気に入っています。
結論として、同じクオリティの音源が仕上がるのが前提で、
・直接集まって、1日で集中して仕上げるが、かなり疲れるので体力的にリスクがある。
・リモートで数日に分けてお互いの空き時間をみて楽に仕上げるが、計画的に行かないと精神的にリスクがある。
今日の段階では、体力的にリスクはあっても集まって作業する事に軍配が上がりました。
だた、これは個人的な話になるのですが、超インドア派な僕は、仕事や私生活の9割を自宅で過ごすのを目指しておりまして、概ね実現はしているのですが、より完成度をあげるためにも、リモート作業の質の向上は今後とも研究して行こうと思っています。また、達成した際にくわしく記事にいたします。