クリエイターの悶絶生活編集部

初提出での学びと苦悩

トライアル合格の連絡をいただいてから程なくして、初の案件のお話を頂きました。意気揚々と書き上げて送った初稿。そこから提出できるまでの道のりはとても長く感じるものでした。大友さんとのやり取りは最終的に10往復以上に及びましたが、提出まで引っ張り上げていただいたことに本当に感謝しています。
やり取りの中では「ありきたり」「ドラマ性がない」という言葉を幾度となく頂きました。自分ではよく書けたと思っていても、指摘を受けて改めて読み返してみると言われた意味がよくわかる、ということの繰り返しだったように思います。
例えば、詞の中の主人公の主観的な感情を表現しなければならない場面にもかかわらず、冷静な言葉できれいにまとめようとしてしまうことがしょっちゅうありました。それは恐らく無意識にやっていることなので、防ぐためには常に意識して主観的に書こうとしなければならないなと感じました。もっとヒリヒリするようなリアルな感情を表現しなくては。
頭では理解したものの。一番難しかったことは、やはり改善点を実際の詞に落とし込むことでした。そして書いてはみたものの、自分が書いた一節が果たしてアリなのかナシなのか。自分の感覚が正しいのかどうか。それが分からず、出口の見えない暗闇をひたすら彷徨っているような状態に陥り、提出にこぎつけるまで時間がかかってしまいました。
また、提出まで何度もやり取りをしなくていいように、疑問点はすぐ質問することも大切だと学びました。(しかし実際のところ、質問しようにも「何が分からないのかも分からない」状態になっていたなというのが今回の率直な感想です…。)
今後はもっと効率よく制作できるようになっていきたいですし、私だからこその詞を書けるようにもなりたいです。その為にもたくさん経験を積みたいと思っています。

アドバイスはコレだ!