クリエイターの悶絶生活編集部

無難返上!

artwork in grunge style, woman and guitar

今回参加させていただいた案件は、女性アイドルグループのシングル曲でした。このグループへの参加は2回目だったので、既成曲やイメージはしっかりと頭に入っていましたが、前回が初提出だったこともあり、まぐれではなくちゃんとコツを掴めているのか不安もありました。前回の制作で見つけた得意分野でのアプローチにしつつ、また違った雰囲気で作ることにしました。

1回目のメロチェックの際、「特に問題もないけど無難すぎる」とのこと。この時点で、まだAメロ、Bメロ、サビまでしかできていなかったので、どうにか大サビと3サビで工夫しようと思いました。そして2回目のメロチェック。出来栄えは「60点。整ってはいるけどつまらない」とのことでした。モチーフはそのままブラッシュアップしたり、1から作り直したり・・・。最終的に、Aメロのモチーフだけ使って、残りは全て作り変えたのですが、中でも大変だったのはBメロでした。Bメロを作る際、今までは8小節にすることがほとんどでしたが、どうすればメリハリが付けられるか考えた結果、4小節にしてみることにしました。4小節しかない中で盛り上げつつ、メロディーを整えるということに苦戦しました。

曲が完成すると、今回は歌詞なしで提出しようということで、そのまま仮歌の方に依頼することに・・・!仮歌の方にお願いするのは初めてだったのですが、想像以上に仕上げていただいて、パワーアップした楽曲を聴き仮歌の重要さを実感しました。曲を作る度に、初めて聞く言葉や初めての経験ばかりで驚きの連続ですが、どんどん吸収して成長していきたいと思います。

アドバイスはコレだ!