グローブ・エンターブレインズで初コンペ
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制作感想
作詞
作曲
同じメロディでも?!
今回は女性アイドルグループのシングル曲でした。 普段は作曲だけなのですが、この案件はサビのメロディと歌詞のハマり具合が鍵になりそうだったので、1番最初にキャッチ部分の歌詞を決めてから、メロディと同時に歌詞も書いてみることにしました。 まず、作曲面で今回学んだことは、「同じメロディでもコードが違えば印象がガラッと変わる」ということでした。 1回目のメロチェックの時、「メロディはサビっぽいはずなんだけどサビっぽさが足りない。原因はコードだと思う。」とアドバイスをいただいたのですが、そう思って聴いてみたら、まさにそんな感じで、、。コードを変えてみたところ、メロディは全く同じなのに、不思議な...
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インスト
楽器で弾くメロは「味」が大事
歌モノの楽曲を、インストBGM(今回はギター)に編曲した時のお話です。 元々インスト演奏を前提とした楽曲の場合、旋律自体が楽器向けに作られているので、しっかり楽曲や譜面を再現することが大事なのですが、今回のように元々歌用のメロディを楽器で再現する場合、苦労する部分がこの「味」付けの部分です。 歌メロは基本的に、歌に合った歌いやすいようなメロ割になっているので、それを楽器で淡々と弾くと、どうもスーパーの特売所のJ-popのインストBGM(それはそれで好きですが)のようなサウンドになりがちです。 なぜそうなるか考えた事があったのですが、そもそも「声」というのはどんな楽器よりも、最も「味」...
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作詞
初提出での学びと苦悩
トライアル合格の連絡をいただいてから程なくして、初の案件のお話を頂きました。意気揚々と書き上げて送った初稿。そこから提出できるまでの道のりはとても長く感じるものでした。大友さんとのやり取りは最終的に10往復以上に及びましたが、提出まで引っ張り上げていただいたことに本当に感謝しています。 やり取りの中では「ありきたり」「ドラマ性がない」という言葉を幾度となく頂きました。自分ではよく書けたと思っていても、指摘を受けて改めて読み返してみると言われた意味がよくわかる、ということの繰り返しだったように思います。 例えば、詞の中の主人公の主観的な感情を表現しなければならない場面にもかかわらず、冷静な言...
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インスト
やっぱりプロはプロの環境!?
僕は、昔から先輩ミュージシャンや一部の先生に言われて、信じていた言葉があって 1.「楽器なんか沢山持たずにコレという1本で勝負しろ」 2.「どんな機材でも自分の音を出せ」 3.「実力さえあれば安い機材でも大丈夫」 4.「身の丈にあった物を選べ」 etc… ここ最近、編曲のお仕事も板に着くようになってきて、コンペも提出まで余裕を持って組み立てる事ができるようになってきました。 そこで気付いたのですが、元々信じていた↑の言葉が全部覆って行きました。 1.「楽器なんか沢山持たずにコレという1本で勝負しろ」 コレという1本は必要ですが、僕らみたいな作家は例えば「最近のJ-...
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作詞
スタートラインに立ってみて
オーディションへの応募の際私は、会社員を辞めてから半年強が経っておりました。体調を崩していましたが、回復するにつれて就職しなければという焦燥感と、自分の大好きなもので生きていきたいという場合によっては背反する思いを常に持っておりました。 元々、日本語が好きで小説などを読んでいる時・映像作品を見ている時・歌を聴いている時、ふいに胸に刺さる言葉が多々ありました。極論を言えば無機質な文字列にしか過ぎない台詞や歌詞。それが大きな支えとなることを、ここ数年は改めて感じることが多かったです。 こんな私ですから、言葉という人によって受け止め方が異なるツールを使って、大変難しいであろうということは承知...
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作曲
対象アーティストっぽさ
今回参加させていただいた案件は、女性シンガーのシングル曲、アルバム曲でした。いくつかジャンルがあったのですが、まずは1番作りやすそうだなと思ったバラードを選びました。 納得のいくものができたので、メロチェックに提出。すると、「この曲、他の案件で合うものがあるからそっちに提出してみない?」とのこと。自分自身も「なんか対象アーティストっぽさが足りないなあ、なぜだろう?」と思っていて、別案件でとてもしっくり来たのでそちらに提出することにしました。 そして、この案件用にもう1曲作ることに。 次は思い切ってジャンルを変えてみることにしました。 それはあまり馴染みのないジャンルだったので、まず...
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作曲
初採用までのお話
今回、やっと初採用をいただけたので、これまでの経緯について書きたいと思います。 私が初めて作曲をしたのは6歳の頃でしたが、プロの作曲家を志したのはほんの1年半前の20歳の時でした。ずっと趣味で作曲をしていて、漠然と「楽曲提供してみたいな〜」と思ったのがきっかけでした。どのようにしたら作曲家になれるのかも全然知らなかったので、まずネットで「作曲家になるには」で検索してみました。すると、メジャーアーティストの曲はコンペで決めていることが多く、コンペに参加するには作家事務所に所属するのがベターだと書いてあったので、事務所を検索することにしました。 そして、1番最初に見つけたのがグローブ・...
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作曲
困った時は悩まずお金で解決!?
例えば、普段使わない楽器を入れるような制作のオーダーがあった際、元々DAWに入っているシンセで一旦間に合わせますが、その楽器がメインで鳴るような楽曲だと、どうしても噓っぽくなってしまうというか、楽曲自体の質が低下してしまいがちです。 こういう時、その楽器に対してEQやベロシティをいじったり、コンプを見直したり・・・、気づけばそれを永久ループしていて何も解決していない事ってよくあると思います。そういう時にオススメなのは「つべこべ言わずにお金を使え」です。笑 というかそうしないと解決しません。薄情な世の中ですよね。以前、事務所の先輩に「どうしたらもっと良い曲やアレンジができるようになります...
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作曲
音域に捉われすぎるな!
本当の歌の事は歌い手にしかわかりません。僕ら作曲家の「わかっている」は「わかっているつもり」なのかもしれません。歌い手の「プロ」に話を聞く事はとても大事だと思っています。 楽曲の発注書には、その歌手の「可能音域」を記載していただいていますが、果たしてそれはどこまで信用すべきか?守るべきか?という事です。 もしかしたら、本当に「その歌手の可能な限りの音域」を書いていて「ベストに歌える音域」を書いていなかったり、「ベストに歌える音域」を書いていて「その歌手の可能な限りの音域」を書いていない場合もあるかもしれません。 曲を書いている時によくあるのが、サビを作っているときに、後半の盛り上...
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制作感想
作曲
コライトチャレンジ(リモート編)
これまでのコライト感想集 https://music-comments.com/impression/composition/3811/ https://music-comments.com/impression/3752/ https://music-comments.com/impression/2722/ https://music-comments.com/impression/2465/ コライトについてはこれまでもメリットデメリットを述べてきましたが、ご時世的にも、あまり人と密になって作業するのも避けたほうが良いので、今回はリモートで作業を進めることにしました。基本は...
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作曲
コライトチャレンジ(缶詰編)
すでに活動しているものの、一度体制を整えて再スタートする男性アイドルグループに向けて楽曲プレゼンをした時のお話です。最近は、今まで制作していたようなパターンとは違う方法を模索していて、今回は「自宅で制限時間ありで制作する」というテーマで、シンガーの友達と二人で僕の自宅スタジオに缶詰になって履行しました。グループの既存曲を拝聴したところ、僕の作風にかなり合うと思ったので、1曲はまるまる書き下ろし(今回のお話のメイン楽曲)、2曲目は既に基盤だけ作っていた自己紹介ソングを組み直して提案力で勝負、3曲目は完全に僕の得意分野のストック曲、4曲めはほぼストックまるまる、という布陣で勝負することにしました。...
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作曲
失敗しない計画とは!?
9月の目標は、「とにかく早く出す」という事でやっていましたが、特に成果も出ず、計画したものの思い通りに行かない。ということが続いていました。 とある映画を見ていて(話題の韓国映画です)「失敗しない計画とは、無計画だ」という言葉が出てきており、「なるほど。」と思った僕は、とにかく無計画にやる事だけやるという作戦に出ました。笑 結果オーライな話なのですが、表題曲、c/wの2曲の発注があり、こちらの提供先はこれまでもチャレンジした事があり、散々玉砕してきたので今回はスルーするつもり満々でしたが、事務所的に大事な案件なため、当時他案件で忙しかったものの参加要請を断る理由もないのでとりあえずやる...
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制作感想
作曲
やっと、、!
今回参加させていただいた案件は、女性声優グループのc/w曲でした。内容的に敷居が高いのではと思ったのですが、これまで合唱曲風のコンペに参加したこともあるので、もしかしたら合っているかもしれないとおすすめしていただき参加することに。 まずは参考曲として、色々な楽曲を聴きました。小さい頃からクラシック音楽には馴染みがあったり、舞台系にハマっていた時期があったということもあり、意外とすぐにイメージが湧きました。3日間かけてワンハーフサイズにしてメロチェックに提出。初めてのジャンルだったのでドキドキしていましたが、良い感じと言ってくださり安心しました。 提出日まで4日あったので、残りの日数...
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制作感想
インスト
先手必勝のつもりが空振り!?
9月は作業や提出に対してテーマを決めていて、「とにかく早く出す」という事でした。以前は締め切りギリギリまで粘ってちょっと過ぎる、みたいな感じでしたが(笑) どのみち、ギリギリまで粘ったとしてもその時間で期待以上の成果が出るわけではないので、いっその事一番乗りで締め切り前に提出して先方に決めてもらおうという、ちょっとズルい作戦に出ました。今回は、週半ばの発注で、締め切り自体は日曜だったのですが、できれば週末には試聴されたいとの事だったので、「よし、一晩で上げてやろう!」と息荒げに作業を開始しました。 内容的にも、僕が得意なクラシックギターのソロパートを挿入するとの事で、マイクセッティ...
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制作感想
作曲
ど真ん中に振り切って投げてみた
「アーティストの下調べは最も大事」ということは僕の記事や多くのクリエイターさんが述べていると思いますが、結局提供先のアーティストさんと距離がどれだけ近いか、が重要だと思います。 今回プレゼンさせていただいたアーティストさんは、ご本人の芸歴自体も長いですが、僕としても数年取り組ませていただいていました。しかし、これまで全く自分の曲は響かなかったようで、形になった曲は1曲もありません。ただ、普段からそのアーティストさんの楽曲は聴いているし、近年のアーティストポジション的なものもチェックしているので、いざ発注がくると自然とスムーズに取り掛かることは可能でした。笑 発注内容も、今後長く使えそう...
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制作感想
インスト
コライトチャレンジ(失敗編)
他のクリエイターやアーティストと共作した際の記事はシリーズ化していますが、今回は失敗例を紹介します。前回までの記事は以下です。 コライトチャレンジ(Rap編) https://music-comments.com/impression/2465/ コライトチャレンジ(ドロップ、オケサビ編) https://music-comments.com/impression/2722/ コライトのメリットと言いますと、やはり自分にはないアイディアやテクニックが手に入るという事が大きく、人と一緒に制作する事により常にお互いの意見を出しながら進められるので、一人で悩んでいるよりはるかに早く...
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制作感想
インスト
隙間産業のつもりがすり抜けて行ってしまった例
男性アイドルグループの、ライブ中の一部分で使用される楽曲のプレゼンの時のお話です。今回のようなインスト案件の際は、色々な都合で(割愛)、デモ+本アレンジという段階を踏まずに、いきなり完パケ前提で制作します。 僕は普段から、デモの段階で本アレンジもそのまま使えるくらいの意気込み(あくまで意気込みですw)で制作していますが、流石に1音1音まで何時間もかけて精査することはありません(その分メロディや歌詞に時間を割きたいからです。) ただ、プレゼンやコンペとしては手順は同じなので、最初から詰めながら作ることは、制作カロリーとしては結構重いです。まだまだ編曲力が強くない僕ですから、他の作家さんに...
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制作感想
作詞
モチベーションを殺さずに
作詞の世界に飛び込んで早一か月。 多い時には一曲に10近い詞を書いたりもしましたが・・・すべて没となり、日の目を見ることはありませんでした。 飛び込む前にあった、何の根拠も無い自信も、なんとかなるだろうという楽観的な気持ちも、さすがに一か月返却され続ければ死に体です(笑)。コンペに提出する以前の没ですから、作品を作り上げたという自己満足の達成感すら無く、心が折れそうになった瞬間も多々ありました。 そんな中、大友さんからの助言で、改めて自分が好きだと思う作詞家やアーティストの楽曲をじっくり聴いてみています。作詞の参考にしたいと思った最近の楽曲から、小学生の頃に大好きで聴いていた懐かしい...
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制作感想
作詞
「ダサい」の学び
結局、作詞って「センスでしかない」世界なのでは?などと、勉強すればするほどナイーブな気分になって参りました・・・。 テーマ性、情景描写、心理描写、韻を踏むetc。作詞講座のテキストを読んだり、偉大な作詞家の方のドキュメンタリーを見て学べる部分を探そうとしたり。もがいて、勉強すればするほど、漠然とした「難しい・・・」に帰結してしまいます。頭では理解していても、いざまた書こうとすると、ひどい時には何も浮かんで来ない・・・。あまりにも的確なダメ出しをされすぎて、またNGを出されたらどうしよう、と手が怯んでしまっている状態なのだと思います(笑) しかし、今日ふと、耳に入ってきた曲を聴きなが...
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制作感想
作詞
臨界点をエグる、とは?
年に一度、グローブ・エンターブレインズ内で開催されているという作家向けセミナー。今年は残念ながらタイミングが合わなかったのですが、勉強のため、特別に作詞分の資料を見せていただきました。ザ・アマチュアな歌詞の解説に始まり、採用を勝ち取るポイントから、作詞に応用出来そうな小ネタ集まで・・・。一目見ただけでも極意が詰まりに詰まっている、とわかる貴重な資料です。 その中でもひと際強く目を引くのが、『ギリギリの臨界点をエグって、作品の強度を追求』の文字。臨界点って何ぞや?と最初は目が点になりましたが、ここで目指すのは『表現方法の臨界点』なのだと解釈しています。ありきたりの描写や言い表しでなく、一...
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制作感想
作曲
インスピレーションとアレンジ
コンペには何度か参加させていただいていますが、こうして書かせていただくのは初めてです。 今回の依頼内容は、スタンダードなガールズポップスということでした。しかしながら、スタンダードなガールズポップスといっても非常に多面的な捉え方があります。なので最終的に、はみ出しすぎなければ基本的には大丈夫だろうというスタンスで、ある程度自由に制作しようと心がけました。 まずは、基盤となるリファレンス楽曲を試聴した上で早速制作に取り掛かりました。自由といっても、さすがにクライアント側の方針を蔑ろにすることは許されません。そこから方向性を固めます。自分が制作において重要だと思っていることは、”ファースト...
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制作感想
作詞
木っ端微塵の自信
作家募集に応募をして、返信いただいて、かれこれ一週間。 私はこの一週間で3曲の歌詞を書きました。単純に3つの歌詞でなく、1曲あたり2パターン3パターンと試行錯誤しながら、大友さんからのダメ出しを逐一受けながら自分なりに完成させました。結果は、すべて返却(没)・・・テーマ性も、日本語の扱い方も、センスも、何もかもがダメでした。 書いても書いても手応えが無く、生み出しても生み出しても同じ言葉で一蹴される・・・。それはひとえに私の実力不足による結果ですが、リアルタイムの私はとにかくパニック、かつ、なんでわかって貰えないんだー!理不尽だー!などと枕を投げる始末・・・(大友さん、すみません)...
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制作感想
作詞
作詞家になるために
これまで「自分で歌うため」の曲ばかり書いていましたが、ひょんなことから「アイドルへの楽曲提供」を志し、グローブ・エンターブレインズの門を叩きました。 と言っても、応募は自分で選んだ課題曲に当てた歌詞とプロフィールをメールに貼って、ポチっと送信しただけ。返事来るかなあ、来ないかなあ……と悶々とする間もないほどの爆速でご返信をいただき、更にはコンペの案件情報まで送られてきて、驚きのあまりええっ!?と声が出ました(笑) 筆の速さだけには自信があったので、早速制作に取り掛かり、張り切って(必要無いのに)仮歌まで録り、4時間ほどで原稿送信。 ・・・結果は没。慌ててもう一度書き直し、翌日には送...
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制作感想
作曲
突然の!
今回参加させていただいた案件は、男性アイドルグループのシングル曲でした。 この案件への参加は、ずっと夢だったのですが、まさか今回提出できるとは思っていませんでした。 というのも、コンペのメールが来た時、別のソロアーティストの提出用に曲を作っていました。「依頼来たけど他の曲書いてるしな~締め切り短いしな~参加したいけど・・・」と数時間迷っていました。その日の夜、「やっぱり今回は今やってる案件を頑張ろう!」と思ってメロチェックに出したのですが、そこでまさかの「これあのグループに出さない?」と! 作っていた曲がソロアーティストっぽくなく、アイドルグループっぽいとのこと。予想外の展開に大喜び...
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制作感想
作曲
まとまりとエネルギーの両立
今回参加させていただいた案件は、女性シンガーソングライターのアルバム曲でした。このアーティストさんは昔から好きだったので、以前から参加してみたいと思っていました。最近は制作スピードも少し上がってきたこともあり、参加を決めました。 既存曲はほとんど聴いていて、世界観も把握していたからなのか、初めてメロチェックを1発合格することができました。しかし、これからの課題が見えてきました。それは、無難にまとまりすぎているということ。コンペに参加し出した頃は、シンコペーションが多すぎたり、鼻歌のようなメロディーになってしまっていたりと、まとまったメロディを作るのが課題だったのですが、そこはクリアできる...
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制作感想
作曲
「熟成曲」
音楽の流行りは目まぐるしく進化しています。最近気付いたのは「大サビ」(2番間奏あとのラスサビ前のメロ、ブリッジとかCメロとかDメロとか色々呼び方があります)が無い曲です。 過去を遡れば初期のビートルズくらいまでいくとA,B形式、少し前の一般的なポップスはA,B,サビ、もう少し最近になると2番の後に大サビがあって、現代の曲になると2番のAメロやBメロが全く違うアプローチになったり、ドロップ(オケサビ)なんかも出てきました。基本的には時代を追う毎にセクションがどんどん増えていっているので、複雑になっている一方な感じです。 ただ、最近チェックしていたKpopの表題曲が「・・・ん、ちょっと短い...
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制作感想
作曲
「歌詞」なのか「文章」なのか?
学生の時、同級生に詩を書く友達がいました。色々賞を取ったり雑誌にも載っていたのですが、セコい僕は彼に「歌詞かいてよ」と頼みました。所謂「詞先」ってやつです。 いざ上がってきた作品を見た僕は絶句してしまいました。 「・・・曲にならねwww」 つまり、普通に文章の作品というかポエムというか小説みたいなものが上がってきたわけです。詩も歌詞も同じ文字を扱う作品だとしても、俳句に五七五のルールがある様に、歌詞にもJpopならJpop、ラップならラップである程度形式的なルールがあるのです。ただ、そこまではっきりした縛りがないのも事実なのですが、どうしても音楽は4拍子なら1小節4拍、進行はある程度...
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制作感想
作曲
曲制作は自分の経験を形にする事
自分のアーティスト活動のためではなく所謂「商業作家」と言われる活動をしている僕のような人は、基本的に自分以外の人(アーティストさん)のために曲を書くわけですが、時に、まるでその人になったかの様に書かないといけません。 これからデビューする場合や、デビュー間もないならまだしも、ある程度活動地盤も固まり、イメージが出来ているアーティストだと、発注があってから「下調べ」程度では間に合わないので、常日ごろからいろんなグループやアーティストをチェックしておく事はとても大事だと思います。(と言っても難しいですが、、)。そういう意味では、楽曲に対しての「タイアップ」や「コンセプト」がはっきりしている発...
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制作感想
作曲
リメイク?アップグレード?
締め切りが短い時や発注内容に添う場合は、ストック曲での提出で対応する事も多いのですが、いかんせん1、2年くらい経ったストックの場合は・・・ 「あぁ、、、この部分もっとこうしたいな」 「ここのサウンドこっちの方が今っぽいな」 「いやこれキック埋もれ過ぎじゃねw」 とか、色々今の成長を感じる(という事にしておく)ので、時間がある限りリメイクすることが多いです。工事の余地が多すぎる場合は、諦めてデッドストックになっちゃう場合もありますが、普段からのメロチェックのお陰かそうなる曲は比較的少なく「丹精こめて作った曲なんだ、もっと良くしてあげよう!」と思えるのは嬉しいです。今回は男曲→女曲...
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制作感想
作曲
機材について調べていると丸腰で勝負している自分に気づいた
先日ギターの定期メンテのため、いつもお世話になっている工房に行った際に、ビルダーさんから「いいの出来たので弾いてみて」と言われ、出来たばかりの新しいギターを試奏しました。 後日、メンテが終わった楽器を引き取りに行った際、そのギターも一緒に連れて帰っていたのですが(笑)。こんなやりとりがここ数回続いており、かなり高くついてしまっています。 本当に楽器プレイヤーやクリエイター(に限らないとは思うけど)は、機材に対する探究心に底などないんだなと、楽器庫になったリビングを見て実感しています笑。 特にギターなんて、言っても1本10数万〜30万程度の物なので(って言って頭おかしいんじゃな...
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