スピード感は最大の武器! | クリエイターの悶絶生活編集部

ポイント

メールも案件も即対応で先手必勝の人間力で勝負!コライトは、提出率アップで有利な試合運びを知る機会に!

対策01

〆切前の提出

案件で〆切が書いてあっても、「事前の提出」が大きい勝ち技になります。何故なら、マネージャーから気になる所を教えて貰えるし、もし事務所から取引先に提出して貰えれば、その担当者から「修正」を指摘して貰える可能性が出てくるからです。何度もデモを聴いて頂く機会になるだけでも印象力でリード出来るし、もし修正を頂けると選曲会議での提出が前提となり、今後のノウハウにもなる為その価値は絶大です。依頼した担当者も、すぐに提出されると嬉しいのでパイプが太くなるメリットがありますが、逆に浅はかな作品を提出してしまうのと紙一重です。スピード感とクオリティを鑑みながら、有利な試合運びを実施する為にも「勝ちたい案件程前倒し」は必須です。

対策02

即対応で勝つ

昔も今も、言われてすぐ実行するのは「出来る人」の条件ではないでしょうか?楽曲依頼も、発注してからすぐに上がってきたら担当者だって嬉しいものです。その積み重ねが、作家のポジションを端的に底上げしていく手段なのです。更に、普段のメールのやりとりで「**までにご返答下さい」と書いてあっても、返答出来る事を即返答すべきなのです。**までと書いてあれば、それは「遅くても」という意図であり、もし〆切を書いてなくてもメール等のやりとりに関してはすぐに返答しないと、再度「***の件は、その後如何でしょうか?」と確認が来てしまいます。ちょっとした連絡事項で、再度問い合わせをさせる人間関係に、密度が生まれる訳がありません。メールも会話と一緒。聞かれたら、すぐ答える・・・が理想です。

対策03

コライトのメリットとデメリット

例外的に毎月10曲前後制作出来る作曲家もおりますが、生活する為に別仕事をしている人は月に数曲、音楽の仕事中心に組み立てている人でも毎週1曲を継続していくには、結構なエネルギーが要ります。コライトは、もし気心知れた仲間がいる場合、いいアイディアが出なかった時とかバトンタッチすると、それが突破力になります。長くいい関係を継続する為には、仲間との距離感と(ある程度の?)ルール作りも必須かと思いますが、重要なのは「採用されるチームとなり得るか」と「ペースアップ出来るのか」に尽きます。
一方で、デメリットは「ワーキングシェア」になるので、一人で制作していた時の採用率以下の場合やペースが上がらない場合は、活動力低下のリスクになります。それとメンタルな仕事なので、感覚の不一致で意見がぶつかる事もあるし、ぬるま湯に浸かった関係に陥ったりお互いに責任を押し付けることにも注意が必要です。

勿論、勝てなくても他人の発想が刺激になるというメリットもありますので、勉強の手段としてなら自由に取り組んで頂いて構いません。それに、活動力が低下したとしても大きい案件で採用とれればメリットを享受出来ます。

ただ、プロとして活動するなら、コライトのお陰で提出力アップしたとか採用率が向上したとか、1+1=2以下にならない様には意識して欲しいです。特に、スピードアップによる前倒しの提出はそれだけでメリットがあるので、勝ち慣れていく為にも拘って欲しいと思ってます。採用は、何よりも薬になりますから・・・。