クリエイターの悶絶生活編集部

即対応できるようにする

Abstract woman hands touching music notes on nature background, music concept

何度目かになる舞台用の一部劇伴を一任いただき、制作が始まりました。
今回とても嬉しかったのが、メイン曲の参考曲イメージが、以前自分が作った楽曲だった事です。大物作家さんになるとこれが逆にプレッシャーになると聞きますが、自分にはまだその経験がなかったのでとても力になりました。あと、またしても得意分野で攻められるのでラッキーでした。笑

舞台歌唱用の楽曲となると、色々なキャストさんや男女の歌い分けなど、音域の設定を注意しつつキャッチーな曲に仕上げるのが毎度の課題になり大変なのですが、それよりも、舞台のストーリーを彩るために多種多様なジャンルの曲を作れる、という嬉しさの方が勝り、元々自分がいろんなことを同時進行するのが好きな性格な分「キャストがこう表現してくれればいいな」「こんな振り付けがつくといいな」など映像とストーリーををイメージしながら制作できました。

今回注意しようと思ったことは「修正依頼に即対応する」ことでした。稽古現場もめまぐるしく動いている中で、発注通りに制作した曲でも、実際に演技と合わせてみて「こうしたい」「ああしたい」となるので、楽器録音などがない、サイズ変更や歌詞修正などの場合は、即リターンできるように連携して構えておくことも大事です。
万が一、自分の作業が遅くなってしまった場合は現場に迷惑がかかってしまうので、たとえデータでのやり取りだとしても、自分自身も現場の一員になったつもりで取り組む意識が大事だと思いました!
本番拝見するのが楽しみです。