クリエイターの悶絶生活編集部

間奏の重要性

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今回は、比較的私の得意ジャンルで募集していた案件で、すぐに参加表明をさせていただきました。
募集ジャンルは、デジロック系。
私自身ギターでお仕事をしている関係もあって、その手のジャンルには長けていると思っておりました。
バンドサウンドは問題なく、肝心のデジタルチックな感じも私なりに様々なアプローチを繰り広げたつもりでした。

今回に関しては私の都合が全く合わない関係もあって、メロチェックが受けられなかったため、楽曲の完成度を高めた上で提出させていただきました。
メロディに関しても、力強さとキャッチーさをバランスを取り、これでいける!と思っていたのですが・・・。

提出後になるのですが、「構成的にですが、間奏が欲しかったです。」と、一言頂きました。メロチェックを受けられなかったのでコメントもいただけないだろうなと思っていたのですが、その一言を頂いた嬉しさと同時に、間奏の重要性について、私が提出した楽曲の問題点について教えていただきました。
今回私が提出した楽曲の構成として、ワンハーフ尺。イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→落ちサビ→ラスサビ→アウトロのような構成だったのですが、サビからCメロに行く前に間奏が一つ入ると聞こえ方が全然違うとのことでした。端的に言うと、私の楽曲のCメロが急に入っているせいで、Cメロなのか2段サビなのかが不明なまま急に落ちサビへ。気づいたら、え?もう終わり?みたいな認識になってしまっていたのです。

言われてから再度楽曲を聞きなおしてみると、確かにという部分が多々ありました。
自分で作っているから構成は分かっているのは当然。
でも、A&Rさんは初めて私の楽曲を聞くわけです。
初めて聞く相手に、如何に分かりやすく構成を伝えるかという大切さに気づけただけでも、今回の案件に参加してよかったなと思えました。