クリエイターの悶絶生活編集部

「熟成曲」

Close-up of a man singing into a condenser microphone.

音楽の流行りは目まぐるしく進化しています。最近気付いたのは「大サビ」(2番間奏あとのラスサビ前のメロ、ブリッジとかCメロとかDメロとか色々呼び方があります)が無い曲です。

過去を遡れば初期のビートルズくらいまでいくとA,B形式、少し前の一般的なポップスはA,B,サビ、もう少し最近になると2番の後に大サビがあって、現代の曲になると2番のAメロやBメロが全く違うアプローチになったり、ドロップ(オケサビ)なんかも出てきました。基本的には時代を追う毎にセクションがどんどん増えていっているので、複雑になっている一方な感じです。
ただ、最近チェックしていたKpopの表題曲が「・・・ん、ちょっと短いな?」と思う曲が結構多いなと感じており、調べてみた所

1番
Aメロ→Aメロ’+B→サビ→サビ’
2番
Cメロ(別アプローチのA)→Aメロ’+B→サビ→サビ’
→サビインスト→End

・・・!!!
最後サビやんないのw
Bメロがほぼなくて、2回しめのAメロに接着剤程度にBメロがひっついてるってイメージです。

そして2番のサビのあとに、オケサビの様にダンスをフィーチャーしたパートがあって、3番(大サビ)に行かず終わってしまうという。確かに普段音楽を聴いていると、2番以降って聴いてる側としてもちょっとダレそうになるので、潔く終わるという選択は斬新でした(笑)。この形式の曲が、Kpopでは最近多いと感じています。

ただ、内容(メロ)に関しては普遍的な所も多いので、自分のストック曲などは常に新しい空気を入れてあげて、痛んだ部分は取り除いてあげる事で、賞味期限も伸ばせるので、定期的にメンテをしてあげないとダメですね。こういうちょっとした形式などが仇となって不採用になったりしないよう、気をつけて行く所存です。