クリエイターの悶絶生活編集部

同じメロディでも?!

Big black headphones lie on the wooden desktop of the sound designer. Workplace for music creator. Selective focus

今回は女性アイドルグループのシングル曲でした。
普段は作曲だけなのですが、この案件はサビのメロディと歌詞のハマり具合が鍵になりそうだったので、1番最初にキャッチ部分の歌詞を決めてから、メロディと同時に歌詞も書いてみることにしました。

まず、作曲面で今回学んだことは、「同じメロディでもコードが違えば印象がガラッと変わる」ということでした。
1回目のメロチェックの時、「メロディはサビっぽいはずなんだけどサビっぽさが足りない。原因はコードだと思う。」とアドバイスをいただいたのですが、そう思って聴いてみたら、まさにそんな感じで、、。コードを変えてみたところ、メロディは全く同じなのに、不思議なくらいサビ感と勢いのあるサビになりました。最初に思い浮かんだコードで満足するのではなく、客観的に聴いてみてもっと良いものがないか探すことが大切だなと思いました。

歌詞は、まず指定の「友情」というテーマで書いていたのですが、「何かありきたり感が、、」となったので、+αでもう1つ、友情とは関係のないテーマを決めてみることに。
そして、メインテーマと絡められそうなワードをいくつもチョイス。
私にとって歌詞はかなりハードルが高かったのですが、テーマに振り切ることと、ワードをマニアックなものにするこでありきたり感から脱せられるんじゃないかな〜と、少しだけコツのようなものが分かった気がしました!