コンプライアンスとは、社会のルール。知らないのも自己責任です! | クリエイターの悶絶生活編集部

ポイント

法律遵守は最低条件。メンタリティを高くもって、安全運転を心がけましょう。

対策01

最重要機密事項

依頼内容は最重要事項です。現在、誰の案件を制作しているとか、リリース情報を漏らすとかもご法度です。SNSで身近に情報発信する時代だとしても、情報漏れが発売中止にも繋がるので、損害が発生した場合は責任を負う事になります。そして、二度と活動する機会を得られなくなります。個人だけじゃなく、事務所にも延焼する大火事となるのです。

対策02

Youtubeの危険性

Youtube等に発表した作品は、もう世間に発表済みという扱いになります。先にYoutubeやその他ネットに楽曲をアップしてしまった作品は、ずっと残ってしまうので他のアーティストに提供するとカバーとなってしまうリスクとなり、提供不可になります。大人社会では無知も全て自己責任です。

対策03

盗作リスク

盗作リスクは、提供側全員で確認すべきテーマです。参考曲に似すぎたかどうか心配なら、事務所に根拠も知らせて確認すべきです。法律的に厳密な判断基準を求めている訳ではなく、一般の主婦位の目線で判断するのが妥当です。似ているかどうかは個人の感覚なので、法律的には問題なくても叩かれるのはアーティストや作家自身に直接降り注ぎ、騒ぎの大きさによっては十分致命傷になります。発売停止の場合は、賠償責任に発展するのと、取引停止にもなるので非常に深い傷を負います。常に確認しながら安全運転を心がけましょう。

対策04

楽曲管理

楽曲は、提出したら個人の所有物ではありません。提出した作品は、法的に言うと著作者は作家さんですが、著作権は提出先へ独占的に譲渡した事になります。従って、提出後に返答がないからと言って別に提出してしまうと、楽曲の二重譲渡となります。楽曲管理をしっかりするのは当然ですが、あいまいな解釈は事故になります。この点も知らなかったでは済まされない、自己責任の代表例と言えそうです。