アレンジャーの日常〜実作業編01〜
さあ、いよいよアレンジの実作業に入ります。
アレンジをする際の心得として、気をつけているポイントが二つあります。
01.作者の表現しようとしている世界をいかに膨らませるか。
02.自分の色(アレンジャーとしての個性)をいかにして組み込むか。
1に関しましては、映画の演出のように、作者の表現しようとしている10を100や1000に、音色や展開でどれだけ膨らませるか、という勝負になります。
そして、意外と大事なのは2。せっかく他のアレンジャーではなく、自分に任せて頂いたのですから、自分にしかできない何かを残すことはとても大事なことだと思っています。これらを心に留めておきつつ、いよ...