捉えきれないままでの戦い
ビジュアル系歌詞、完全無知なジャンルだった。
最近はもう、「ストライクゾーンが全く分からない」ということはあまり無かったのだが、今回は完全に迷走した。リファレンスに頂いていたバンドを筆頭に、V系と言われるジャンルの歌詞を片っ端から見ていったのだが、個人的な「好き嫌い」ではなく、単純に「分からない」というのが最初の正直な感想だった。何というか、抽象的な世界観のイメージ歌詞がめちゃめちゃ多く、展開も殆どないので何について歌っているのかが全く分からない。聴きながら何となく考えたのは、「現実感がないほうがいいのかもしれない」ということだった。彼らは「日常の人」ではなく、メイクをしてステージに上がる、...