ギターを楽しく弾くために | クリエイターの悶絶生活編集部

ギターを楽しく弾くために

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歌手イメージ :
/ 女性ロックバンド
制作ジャンル :
/ ロック / ポップス
発売条件 :
/ アルバム曲
工程 :
/ 制作全般について

今回は、あるアイドルグループのアルバム用楽曲を制作させて頂きました。
アイドルなのですが、実際に本人達も演奏をするバンドスタイルのアイドルグループでしたのでしたので、バンドとして成立する曲を作ろう、と思い取り組みました。
皆さんそれぞれジャンルによって好みがあるかと思いますが、個人的にはバンドは好きなジャンルの一つですので、制作していて楽しかったです。
とはいえ、締切までの日数も限られてますので、新しいことに挑戦してみる時間と作業として淡々と進めていく工程のバランスは意識するように心がけています。

そこに紐づいてですが、自分の中で、作業開始日から提出予定日までの制作スケジュールは必ず立てるようにしています。例えば、ワンハーフで制作期間が1週間あるとしたら、メロ制作に4日、アレンジに2日、最終のミックスや確認に1日など。慣れてくると、アレンジ内でもドラムの打ち込みに2時間、ベースに1.5時間、ギター入れに3時間、その他上物に3時間、など細かく予定が立てられるようになってくると思います。ま、予定は予定でその通りになかなかいってくれないものでもありますが・・・。自分で立てたスケジュールに遅れが出た場合は、やばい、と思ってケツを叩くようにしています。予定を前倒しでいけたら、最高ですよね。

あと、これは個人的な話ですが、時期によってバンドなどの生楽器系の音にハマる時期と、そういう生音感ではなくシンセやサンプリングの要素が多い曲にハマる時期と、ぐるぐるしているような気がするのですが、最近はバンド系の楽曲をアプローチさせて頂く機会が多く、ギター入れの時間がとても楽しみになってきています。でもギター入れや上物入れを楽しく、そしてクオリティを上げるには、そもそものメロディは勿論ですが、特にドラム、ベースのリズム体の骨組みをしっかり作っておかないと、全然良くならないと改めて感じます。それは、音色、フレーズ、細かく言うなら打ち込みのmidiノートのベロシティや長さなどの調整も、時間が許す限りこだわりたいなと思っています。同じフレーズでも全然違って聴こえてくるので。地味な作業なんですけどね、でもこの積み重ねかな、と。メロ制作と同じですよね。ちりつもです。
今回の制作で学んだものを生かして、また次の楽曲をより良いものにしていきたいと思います。

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金子雄紀

マイペースだからこそ見失わなかった覚悟を纏って、音楽を煮込んだ分だけ深みが出せる重量級の音楽家

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