コライトチャレンジ(失敗編) | クリエイターの悶絶生活編集部

コライトチャレンジ(失敗編)

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歌手イメージ :
/ 男性アイドルグループ
制作ジャンル :
/ インスト
発売条件 :
/ 劇伴/番組
工程 :
/ 制作全般について

他のクリエイターやアーティストと共作した際の記事はシリーズ化していますが、今回は失敗例を紹介します。前回までの記事は以下です。

コライトチャレンジ(Rap編)
https://music-comments.com/impression/2465/
コライトチャレンジ(ドロップ、オケサビ編)
https://music-comments.com/impression/2722/

コライトのメリットと言いますと、やはり自分にはないアイディアやテクニックが手に入るという事が大きく、人と一緒に制作する事により常にお互いの意見を出しながら進められるので、一人で悩んでいるよりはるかに早く作業が済む事もあります。

ただ、デメリットも大きく「リテイクが不自由」

という所で、今回の案件に関しては、かなり急ぎだった事もありクオリティ維持もしないといけないので、作業として手分けした方が良いという判断になり、楽曲の基盤は自分で作りつつ、同時に上モノのアレンジと制作を友人に頼んで進行していました。

一旦期日内に楽曲はできたものの、まさかのリテイク。
しかもテンポやリズムも大幅に軌道修正をする事になりました。
さらに、リテイクがきた時点で友人のスケジュールが埋まってしまっており、対応不可。

なんとかせねばと、友人のウワモノデータを加工しつつも、テンポやキーもなるべく移動せずに雰囲気を変えられるように工夫したのですが、一度黒染めしちゃった髪の毛にブリーチして改めてカラーを入れるような感覚で、そんな作業の仕方で理想の色彩になるはずもなく、なんとか形にはなったものの、せっかくの機会を逃してしまう結果になってしまいました。

敗因としては、そもそも基盤もしっかりできていない時点で、リモートで発注するというもの良くなかったし、スケジュールもリテイクに対応できるように構えていなかった所でした。こんな中途半端な状態で巻き込んでしまった友人にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
正直、内容的にはもう少し実力と時間があれば一人でもできた内容だったので、スピード感とさらなる勉強を進めないとなぁ、、と痛感した失敗談でした。

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海津信志

キッチリと手堅く制作できる、不得意ジャンルなしの大器晩成型ギター系ソングライター

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