今回の記事は、経済規模の大きいアイドルグループへのコンペに新人作家がチャレンジしてやってしまった事を書き残したいと思います。状況としては、憧れのプロの現場に意気揚々と参加して相手の能力の高さも調べないで1ラウンドTKOをもらった感じです。提供アーティストへの知識は名前は知っているが、表題曲位しか軽く知っていない程度。リファレンス曲は、今まで一度も作ったことがないビックバンド感のあるロカビリーポップス。そして、そこにきて自身の完全なリサーチ不足での挑戦。今思えば標高7000m級の山にTシャツとサンダルで挑戦、当然の様に失敗して救助ヘリを呼ぶヤバイ奴です。
当然のことながら、やはり戦う前には、提供アーティストへの入念なリサーチが必須。3日前の自分にあと少なくても20倍はリサーチしなさい!!ウィキペディアと表題曲を軽く聞くだけなんて、新人なのにバカなの!?と言いたい。そして、過去の曲から、これからのリリースすべき半歩先のイメージをしっかりもち、アーティストの事を理解して、自分が戦える大会かどうかもしっかり考えて行動してほしい。あまり情けない試合ばかりだと、次のコンペに参加することすらできなくなります。ここは学校ではなく、プロの音楽家達が人生をかけている場所なのだ、と改めて深く学びました。
とは言え、今後恐れてチャレンジしないのはもってのほか。せっかく頂けたチャンス、しっかり準備をして一発、一発意味のあるパンチを出すべし。そんな事を学んだ、自身の失敗談でした。