作家として生き抜く3つの方法 | クリエイターの悶絶生活編集部

コロナ後の世界「作家として生き抜く3つの方法」

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公開日 :
2020.07.27.
歌手イメージ :
/ その他
制作ジャンル :
/ その他
発売条件 :
/ その他/未定
工程 :
/ 制作全般について

前回のコラム「これから起こりうる10の事象」で、現在音楽制作会社に起きていること、または起こりうることをご案内しましたが、今回はそんな厳しい状況の中でクリエイターの生き残り術編になります。

①提出率の底上げ
・作りにくい案件、短納期ほど、率先して参加すべきです。そういう案件ほど、採用されやすいだけじゃなく採用時は担当者との距離感が一気に縮まりやすい為、作家ブランドが急上昇のチャンスと言えます。特に短納期の案件ほど、集まった楽曲の中から直しながらでも成立させないといけない時もあり、提出しておくと思いも寄らない採用機会となります。
・依頼が来ているのに慎重に選択し過ぎてしまうのは、逆に言うと不参加は「チャンス放棄」となってしまいます。自分自身の音楽的な対応力向上の機会がないのは、次回以降似た様な依頼があっても、ずっと同じポジションからの対応となってしまい兼ねません。それが勝ち慣れていくタイミングをも自分で先延ばしにして、次第に疲弊していくことに耐えられなくなってしまう自滅パターンになるのです。仮に提出に漕ぎ着けられなかったとしても、途中まで制作した作品は、次の機会にそこから登り始めることが出来るので、経験として無駄になるということはありません。ただ、無理して提出を推奨している訳ではなく、作品提案力が希薄になると作家イメージを損なうことにもなるので、自分のネガティブキャンペーンにならないように注意は必要です。

②プロデュース力を鍛錬
・自分の得意、もしくはイメージしやすいアーティストは、普段から自分で企画・制作して提案精度を徹底的に磨くべきです。常に参考曲を検討して整理しておくだけでも、制作したいネタとして色々アイディアが広がっていくし、表題曲の依頼時に自分で思いついた参考曲の要素を練り込んだり、別曲として仕上げて一緒に提出してもc/wやアルバム用として選考上有利になります。

③作家ブランドの育成
・一般的に、アーティストに楽曲依頼したり有名な作家に依頼されるのも「作家ブランド」としてあてにされているというのが理由になります。他の作家も同じ土俵で戦う必要があるので、シングル表題曲で採用されて歌番組で何度もクレジット表記されたり、SNSで情報発信力を身につけたり、可能な限り情報発信していく姿勢が非常に有効なアピールポイントとなります。無名な作家より知名度ある作家に仕事が集まるのは、メーカーとしてはその方が「売れる理由」として、社内でコンセンサスをとりやすいからです。従って、実績を最速で積み上げて自ら率先して情報発信していくのが、新常識となっております。

アフターコロナで生き抜く為には、程度の差はあれ上記3つとも実現していく気概がないと継続できません。ヒエラルキーで言うと、偶然数曲採用された様な実績が少ない作家が大多数で、その下の最下層には採用されていない新人作家がひきしめ合っている状況なので、疲弊して腐ってしまう前に「人の倍努力できたかどうか」が基本的な生き残り術であり、そこに都合のよい近道なんてありません。苦労して得た経験に勝るものはないのです。

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クリエイターの悶絶生活編集部

2002年に全員実績ゼロの新人作曲家4人のみで作家事務所として創業し、現在はメジャー案件の歌ものを中心に、番組BGMやライブ音源、ゲームやその他インストも制...

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