こんにちわ。
僕は地方に住みながら作曲活動をしていますので、グローブさんが年に数回行う作曲、作詞のセミナーにはなかなか参加することができず、残念に思っておりました。そこで大友さんに、「改めて作曲の勉強をしたいのでセミナーの資料などを頂く事はできますか?」と問い合わせを出してみると、数日後にグローブの歴史の詰まった貴重な資料を受け取る事ができ、自宅での自習が可能に!!今回はこちらの資料を読ませて頂き、感じた事などを書かせて頂きたいと思います。
こちらの資料まず、文書だけでなく解説用に編集された音源が付いて来た事に驚き、実際に紹介されているメロディの特徴、作曲例も聴きながら学べるのでとても分かりやすかったです。
内容に関しては、大きく分けて
01:グローブさんの歴史、育成方針から始まり
02:インスト作曲のovertureに特化した記事、ゲームに特化した記事等
03:歌もの作曲の重要ポイント
04:作詞に関する制作ポイント
05:実際に採用になった曲達の資料
などの資料がまとめられていました。
僕は、作曲家を目指しているので03と05に関しては特に勉強になり、03には男性メロ、女性メロと言われるメロの特徴やメロディの工夫の種類など、メロディを作る際のヒントが沢山書かれており、サビ前、サビ終わり使うと効果的な必殺技的動きや、その他の効果的な技法もとても参考になりました。この記事は、今までメロチェック等で色々指摘されていた内容を改めて思い出しながらの復習、予習にとても良いです!
また、今後曲を分析するにあたっての聴き方のポイントも見えやすくなりました。
そして05の実際に採用されているdemo音源を聴けるのも本当に勉強になります。実際に採用された作品を聴く事で、作家デモを制作するにあたっての合格ラインが今までよりも鮮明に見えた気がしました。採用を勝ち採ったdemo音源も1作品にあたり2~3テイク程用意されており・・・
☆一つ目はメロチェックを通過したテイク
僕ら作曲家が目指す一番最初の原型、ここを聴いた印象としては、まずメロディが完成されていて、この時点でのメロディがいかに重要であるのかが良くわかります。アレンジに関しては、必要最低限の物で無駄がなく楽曲の方向性を説明している印象が伝わりました。
☆二つ目は提出されたテイク
歌っている方こそまだ仮歌の方ですが、もう楽曲としては音色も構成も世の中に出ている物にかなり近い、という印象です。当たり前ですがアレンジも奥が深いですね。
☆三つ目は実際にアーティストさんが歌って世の中に出たテイク
ここはもう実際に調べれば聴けるものではありますが、demoの状態から聴き比べられる事はメチャメチャありがたい。
他にも歌詞の事や、インストの事を書き出すと更に長くなってしまうので今日はこの辺で。もちろん記事を読んでもすぐにレベルアップは出来ませんが、良いものをより深く理解して、これからの制作に臨めればと思います。